「Wi-Fi」(ワイファイ)という言葉は私達は普段日常で使いますが
では具体的に「Wi-Fi」とはどのようなものなのでしょうか?
今回は「Wi-Fi」についてご紹介します。
Wi-Fi(ワイファイ)とは
Wi-Fiとはパソコンやタブレット・スマホなどの電子機器(子機)からインターネットにつながった無線ルーター(親機)までの通信を無線化したものです。
同時に複数の機器と接続することができます。
Wi-Fiの最大の魅力は安定した高速性で無線部分は最大数Gbsp対応の規格もでていて快適にネットを見ることが出来ます。
ただしWi-Fiの弱点もあって電波の届く距離が数メートルから数十メートルまでしか届きません。ほかにインターネットにつなぐ光回線などの契約と工事が必要になります。
スマホをWi-Fiで使うメリット
スマホの場合はWi-Fiの通信とモバイルデータ通信(パケット通信)の2つを切り替えて利用することが出来ます。
モバイルデータ通信(LTE/4G)とは携帯電話会社が提供しているネットワークを利用して通信することです。
一般的にスマホの料金プランは「5Gまで5000円/月額」など使う通信量によって金額が決まっています。この通信 量が発生するのはモバイルデータ通信(LTE/4G)の時だけであってWi-Fiを利用の場合は通信量は発生しません。
Wi-Fiを利用すれば何時間動画を観ようが、アプリなどの大きいデータをインストールしても通信量(パケット)が発生しません。
スマホをWi-Fiで利用することによって通信量(パケット)を節約できます。
しかもWi-Fiは安定して高速な通信が利用できて快適にネットに接続できます。
Wi-Fiの規格
Wi-Fiで使われる通信の規格はIEEE(アイトリプルイー)の米国電気電子学会によって決められています。
IEEE802.11シリーズと呼ばれています。各規格の速度は以下のとうりです。
- IEEE802.11a(最大54Mbps/5GHz)
- IEEE802.11b(最大11Mbps/2.4GHz)
- IEEE802.11g(最大54Mbps/2.4GHz)
- IEEE802.11n(最大600Mbps/2.4GHzと5GHz)
- IEEE802.11ac(最大3.6Gbps/5GHz)
11bと11gが2.4GHz帯で11aと11ac5は5GHz帯、11nは両方の帯域に対応しています。Hz(ヘルツ)とは周波数のことです。
2.4GHzは障害物に強い特徴があります。ただ電子レンジなど多くの電気製品も同じ2.4GHzを利用しているため、電波干渉が起こりやすいデメリットがあります。
5GHzは同じ周波数帯の電気製品が少ないため、電波干渉が起こりにくくその分速度が早いメリットがあります。ただ障害物に弱い特徴があります。
現在の主流は一番早いIEEE802.11acになります。
まとめ
Wi-Fiはパソコンやタブレット・スマホなどの電子機器からインターネットにつながった無線ルーター(親機)までの通信を無線化したものです。
スマホの場合はWi-Fiを利用することによって通信量を消費しないため、データ通信量(パケット)を節約できます。
Wi-Fiはモバイル通信(LTE/4G)よりも高速で快適にネットを楽しむことができます。
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