CD-RやCD-RWはパソコンのデータはもちろん写真や音楽などのデータを保存するときに便利なメディアです。
ただCD-RやCD-RWにはデータ用・音楽用などいろいろ明記されていてどれを選んでいいか分からない場合があるかもしれません。
今回はCD-RとCD-RWについてご紹介します。
目次
「CD-R」とは
CD-Rは記録できる容量が650Mバイトか700Mバイトが一般的です。エクセルなどのデータはもちろん写真や音楽などを保存するのに利用されます。
CD-Rは一度データーを書き込むと修正や削除が出来ません。設定によって空きスペースにあとから追記することが出来ます。
音楽CDなどの曲の書き込みの場合は一度書き込みをするとあとから追記ができないソフトが多いので時間を計算して1回で書き込みすることになります。
データの書き込みには書き込みが出来るドライブが必要です。CD-ROMドライブでは書き込みはできません。
「CD-RW」とは
CD-RWはCD-Rと書き込む方法などは同じですが、大きな違いはCD-RWはデータの書き換えや削除、追記が出来ます。
古いCD-ROMドライブの場合はCD-R/RWのデータを読み込まない場合があります。CDプレイヤーによってはCD-R/RWを再生できないものがあります。
CD-Rの「データ用」と「音楽用」の違い
CD-Rは「データ用」と「音楽用」があります。
「データ用」と「音楽用」は基本は同じですが、音楽用CD-Rは保存する曲の著作権が含まれるているためデータ用より少し割高になっています。もちろん音楽用CD-Rにも普通にパソコンのデータを書き込むことはできます。
音楽用CD-Rは「80min」や「74min」と明記されています。それぞれ80分用と74分用の音楽の録音になります。(曲のトータル演奏時間と曲間の無音部分も含む)
※CDレコーダーで音楽CDをCD-Rにコピーする場合は音楽用CD-Rにしか書き込むことができませんので注意が必要です。
「データ用CD-R」の書き込み方法
CD-Rの書き込み方法は2種類あります。
① トラックアットワンス(追記型書き込み方式)・・データを書き込み後もあとから追記できます。(基本的に初期ではトラックアットワンスになっています)
② ディスクアットワンス・・データ全体を一度で書き込む方式。追記は出来ません。
「音楽用CD-R」の書き込み方法
音楽用CD-Rの音楽データの書き込みは2種類あります。
オーディオCD書き込み
CDプレイヤー(MP3非対応)で曲を聴く場合は「オーディオCD書き込み」になります。書き込みは後に再生専用とするデータのクローズ処理が行われます。そのため空き容量があっても追記できなくなります。
MP3(エムピースリー)の書き込み
MP3(エムピースリー)とは曲のデータを圧縮する技術になります。曲のデータを圧縮するためより多くの曲データを保存することが出来ます。
パソコンやMP3対応CDプレイヤーで曲を聴く場合は「MP3書き込み」がいいでしょう。オーディオCD書き込みの場合は最大80分までですがMP3書き込みは2時間〜6時間まで保存できます。(音質による)
CD-R/RWに書き込みは無料のライティングソフト「BurnAware Free」がシンプルな操作性でオススメです。コチラの記事がわかりやすく解説されています。
BurnAware Freeのインストールと使い方 | E.i.Z
まとめ
今回は「CD-R」と「CD-RW」の違いやデータ用と音楽用のCD-Rついてご紹介しました。
ずっとデータを保存するものはCD-Rに、データに修正を入れるものはCD-RWを利用するといいでしょう。CD-Rは撮影した写真を友人に渡したり、仕事用のデータを納品する場合にオススメです。
音楽CDの書き込みはCD全体を一度に書き込むディスクアットワンスがいいでしょう。
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